今週は、マザーテレサの言葉をご紹介しました。
マザーテレサは、インドで貧しい人や病気で苦しんでいる人々のために 自分の全人生を捧げ、愛と祈りに生きた人。 彼女自身は、「いわゆるヨガ」というものを実践していたわけじゃないけれど、 カルマヨガを実行していた最たる人とも言われる人です。
「カルマヨガって何?!!」っていう方のために、 まずは、カルマヨガについてお話しておく必要がありますね。 カルマヨガは、マットの上で行う身体を動かすヨガ(アーサナ)ではありません。 カルマヨガは、見返りを求めず、期待をせず、利己的な目的ではなく 他の人に役立つ行為をすること。 行為の結果に対する思いを放棄して、私心を交えず全ての行為すること。 すなわち、『無償の愛を実践する道= selfless service』 のことです。 人間っていうのは、自分の利己的な目的やエゴのために ほとんどの行為をする生き物です。善意でも悪意でも、やっぱり自分のためです。 別にそれがいいとか悪いとか言ってるわけではなくて、人間とはそうゆうもの。 そして、自分のためにした行為は全てカルマを生みます。 カルマを生むっていうのは、自分のした行動は全て自分に返ってくる、 因果応報のこと。 すなわち、自分が起こした行為による結果に結局苦しむことになるということです。
カルマヨガは、利己的な欲求や執着を持たずに無私に行為をすることによって カルマ(自分が起こした行為とその結果)に苦しむことなく 全てをあるがままに受け入れ、受け止め、手放す、という意識が広がり 何ものにも縛られない安らかで清らかな心になるヨガのことです。
マザーテレサ本人は、きっとカルマヨガをやっている意識はなかったと思うけど 見返りを期待しない奉仕活動を自分の最高の喜びとしてやっていたわけですから 偉大なカルマヨガの実践者だったと言える方なんです。
またまた前置きが長くなりましたが、今日はそんなカルマヨギー マザーテレサの言葉。 ハートがほんわりあったかーくなるような、やさしいお言葉です。Peace start with a smile Every time you smile at someone, It is an action of love, a gift to that person, a beautiful thing. --Mother teresa 平和(ピース)は一つの笑顔から始まります。 あなたが誰かに微笑む時、それは相手への愛の行為であり、 贈り物であり、美しいことなのです。
マザーテレサみたいに、無償の愛とか、慈善活動とかボランティアとか
そんなたいそうなこと無理!って思ってしまうのが、普通ですよね。
人のために何かいいことをしたいな~と思っても、
ついつい大きなこと、派手なことばっかりに目が行ってしまいがちで
何か特別なことをしなきゃいけないって思うから、
逆に何もできなくなってしまったりすることもある。
私の場合は、逆に頼まれてもいないことを、お節介であれこれとやってしまい
空回りしてしまうタイプなんだけど・・。(汗)
マザーが常に生前言っていたことは、
何かビッグなことを試みたり、たくさんの人を幸せにしようとするのではなくて
自分の最も近いところから、小さな愛の行為を始めていきましょう。
まずは身近な人、一番近くにいる人を大切にすること、
愛は最も身近なところから始まるのです。
何か特別に大きないいことをしようとすると、人は必ず見返りを求めたり、
周りの評価や賞賛を期待したりしてしまう。
でもそれは純粋な愛の思いやりではなく、結局自分のエゴのための行為です。
だから、まずは小さな小さな思いやり、小さいけれども愛のこもった行為をしましょう。
それが、スマイル、微笑みかけることです。
誰かに微笑む時は、誰も見返りを期待しないし、微笑むこと自体も難しいことじゃない。
いつでもどこでも誰にでもできる表現、世界共通の言語がスマイル。
だけど、何でもない小さな微笑みが及ぼす効果っていうのは、計り知れないです。
パッチアダムスという私の好きな映画に"smile is contagious"という言葉が出てくる。
笑顔は伝染する・・・。誰かが笑顔を向けてくれたら、自分も自然と笑顔になります。
例えば、赤ちゃんの笑顔を見ていると、自分は全然笑っているつもりはなくても
ついつられて、自然と顔の表情が緩んでいたりする・・
そしてその緩んだ表情を見てまた誰かが微笑んで・・そしてまた誰かが・・
というように、伝染病みたいに、笑顔は広がり周りにも世界にも波動していく。
人間の脳にはミラーニューロンといって、鏡のような仕組みがあるらしい。
近くや周りにいる人の感情が、自分にも伝染するというもの(その逆も同様)。
誰かの笑顔を見たり、笑い声を聞いているだけで、何だかよくわからんけど
ハッピーだぞ!みたいな感じに脳がなってしまうそうだ。
だから、微笑むっていうのはすごく単純なことだけど、
身近にできる素敵な行動で一番の贈り物で、かつ素晴らしい愛の表現方法なんですね。
日頃から、小さな小さいな思いやり=スマイルを大切にしていきたいなぁと思います。
「ブレーキランプ5回点滅、ア・イ・シ・テ・ルのサイン。 by ドリカム」(←古い?)みたいに
「小さな 微笑み(テレ*^^*)、ア・イ・シ・テ・ルのサイン by エリ」 な~んちゃって。
微笑まれた方々、どうか気持ち悪がらないで下さいね。(笑)
私、実は2年以上前、インドでヨガのティーチャーズトレーニングを受けた後、
「カルマヨガ修行」だと称して、カルカッタのマザーテレサの家で
障害を持つ子供の施設と死を待つ人の施設で、ボランティアをしたことがあります。
でも、恥ずかしいのであまり大きな声で言いたくはありません。
その時の私ったら、たとえ善意とは言え、ビッグなことやってやろう!
という曲者の精神の塊、そして単なる目立ちたがり屋だったんですもの。
今思い返せば、「とにかく人を助けたい」という純粋な思いよりも(それもなかったわけじゃないけど)
「マザーテレサのブランドネームを利用して、とっておきのいい人に思われたい」という 欲の方が勝っていたのではないか・・なんて思ったりさえもします。
こんな未熟でグリーディーな私が、マザーテレサの施設で色々お手伝いさせて頂けたこと、
貴重な経験や出会いを通じて、沢山のことを学ばせて頂けたこと、
亡きマザーにも施設にいた子供達にも、本当に心から感謝をしています。
最近は、ようやく小さなことが大切だな~と思うようになりました。
小さな親切、短いけれどやさしい言葉、笑顔、挨拶。
そういうものが心に響きます。
まだまだ未熟の30代、小さなことからコツコツとはじめてゆきます。
54A マザーテレサの家。
マザー、こんな未熟者を受け入れて下さり、ありがとうございました。